ロマン・ロラン全集 36 書簡 4ダウンロード
ロマン・ロラン全集 36 書簡 4
によって ロマン・ロラン
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目次どこから見ても美しい顔/日本人への手紙/レジスタンスの闘士への手紙
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フランスのノーベル文学賞作家ロマン・ロラン(1866~1944)の書簡集4巻目です。「ロマン・ロランの最大傑作は、その齢の数にも比べうる多くの小説・戯曲・論文よりもむしろ、彼の無数の書簡である、と言いうるのではないだろうか」とは本書の訳者・宮本正清さんの言葉です。ロラン入門者の方に十冊ほどある書簡集の中でどれか一冊を選ぶなら個人的には本巻をお勧めします。日本人宛の手紙が収録されていますし、書簡の一通一通が比較的短めで、多岐にわたり、内容的にも励まされる種類の言葉が多いからです。要は読みやすさ・とっつきやすさ・内容の質と、三点において入門者向けの一冊であると思うということです。7月14日のフランス革命記念日、フランス南部ニースにてフランスの植民地であったチュニジアの青年によるテロ事件が発生しました。犠牲になられた方々にたいし心よりお見舞いを申し上げます。このたび被害に遭われた方々は個人としては無辜の人々であり、まったく理不尽な暴力によって傷つけられたのであり、テロ行為自体は無論許されません。しかし一方で、フランス政府や強欲な商人などの権益者がかつてアフリカに振りおろした帝国主義の剣の犯した罪について考えずにもおられませんでした。以下、本書に収録されているロランの言葉を紹介させていただきます。●「世界を変えることなど考える者は狂人だ・・・どうすればよいか?あきらめて沈黙を守るのだ」それは、私にとっては共感のもてない一人の敗北者(『理性の勝利』第二幕)の言葉です。諦める?沈黙を守る?それは、私にとっては、卑怯な振る舞いです。この一節を引用した作品は、断頭台に向かって進む国民公会議員のユゴーの次の言葉で終わっています。「人生はおれの欲するとおりになるだろう。おれは勝利に先だってしまったが、おれは勝利をうるだろう」それは私の信念です!●あなたやあなたの仲間たちが戦線から帰還する時には、裏切られ、屋獣の餌食にされた、私たち共通の理想を擁護するために、私もまた最善を尽くして戦ったことをごらんになりましょう。しかし私はほとんど孤独です、そして私の声は窒息させられます。でもそれが何でしょう!私は、あなたがたが帰還されるまで頑張りましょう。いずれにしても、私たちの信念が勝利を得ることを私は知っています。●『ジャン・クリストフ』の道徳的釈明をすることはおことわりいたします。詩は道徳の講義ではありません。それは芸術作品、生命の作品であり、またそうあるべきです。・・・私の言葉は「真理」です。それが人の気に入ろうと不快を与えようと、よく判断されようと悪く判断されようと、私の知ったことではありません。詩人という名に適わしい詩人は、自分を賞賛してくれる人々からも、非難する人々からも独立していなければなりません。●私は戦闘の危険を恐れる、弱さゆえの平和主義者ではありません。三年このかた、私もまた一つの戦闘をやっています。しかもそれは危険がないわけではありません。●そうです、勝利は来るでしょう。もっと後に。もっと後に。しかし何事にも時期があります。われわれは闘争の時代の人間です。闘争を好まねばなりませんー(仕事も闘争の一つです)―闘うのです、しかし心静かに、気品をもって、熱狂なしに、恐怖も、非難もなしに、-闘うのです、日に日に、刻々に、われわれの生のあらゆる行為のなかで、正義のために、自由のために、真理のために戦うのです、-そして先ず、われわれの内心で闘うのです、というのは敵は先ずわれわれの内心にいるからです。(クレランボーが死ぬ瀬戸際に、彼を殺す男に向かって言ったように)-闘うのです、絶えず嘘から、不正から、偏見から、過去の野生の恐るべき本能から脱却するために。・・・・ヴォルテールは言いました。「われわれの畑を耕そう!」(カンディード)―私はつけ加えます。「他の人々のために」-その畑を耕したり、雑草を除いたりする多くの仕事があります。そして他の人々が同じようにするのを同胞愛によって助けましょう。しかし何よりも先に、私はその模範の道徳を信じます。それが唯一の道徳です。その他のことはすべて・・・「ただの言葉です、言葉にすぎません・・」ハムレットが言うように。●私は国家や人種の垣を全く認めません。人間の多様性というのは、私にとっては、お互いに補い合って、画面の豊かさをなすニュアンスにすぎません。そのいずれをも失うことなく、それらを調和させましょう!すべての人間に話しかける真の詩人の名前は「和声の巨匠」という名に違いありません。●(シャルル・ジェニオーに)信仰の行為も、冒涜の行為も、何一つ無駄ではありません。激しい勝負です!「何の役に立つのか?」・・・勝負の最中に、何の役に立つのかと自問するでしょうか?それ(勝負)はやる価値があります!光、それは美しいのです!私たちは天の光りを消してーばか者のように、議会の演壇上でそれを自慢する連中ではありません!北アフリカの土着民のためにあなたがなさったことに対して、少ししか報いられなかった悲しみに、私は同情します。私はそれに驚きはしません。私は人間を知っています。-あなたはポール・モネ大尉に会ったことがありますか?彼はベトナム人たちの知的道徳的発達のためにやった彼の事業に対して、あなたと同様の運命に会いました。人は彼の名誉を傷つけ、侮辱しました。もちろん、彼の事業は破滅しました―最も気の毒なのは、アフリカの人々を同胞とみなし、彼らと手を繋ごうと努力して来られた人々、善行を為したために強欲なエゴイストたちから攻撃されながら、僅かでもこの世に友愛の花を咲かせようと種を蒔いてきた人々ではないかと思います。しかしロランならきっとこう言うでしょうー「鳥が啄ばむからといって、種をまくのをやめてはいけない」。
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